ミナミヌマエビの繁殖オスメスの見分け方など

ミナミヌマエビの繁殖について紹介します。
今は勝手に増えていっているので感動は無いですが、
自分の水槽でも導入したミナミヌマエビが死ななくなり、初めて卵から稚エビが生まれた時は感動でした。
今は安定して増えているので自分なりに考える繁殖の必要条件はこんな感じです。

必要な条件
オスとメスがいる(あたりまえですが・・・)
水質が安定している
稚エビが隠れるところがある

Contents

オスメスの見分け方

一番わかり易いのはお腹の形だと思います。
オス:腹の下側がシャープ。
メス:腹の下側が卵を抱えられるよう横にヒレみたいのがある。個体はオスに比べ大きい。

水質が安定している

PHの急変など急激な水質の変化があるとミナミヌマエビは脱皮してしまいます。
その時に卵も落としてしまいます。卵が親から離れると孵らなくなってしまうので水質の安定が重要です。
また水質が安定しないと卵が黄色くなったりして卵が死んでしまいます。
この場合も卵は捨ててしまい孵らなくなってしまいます。
PHの絶対値が弱酸性とかにこだわるよりも変動が小さいことが重要かと思います。

抱卵から孵化まで

メスの背中を見ていると卵の元(卵巣)があります。
そのようなメスの卵巣が成長して、満月か新月くらいに卵を背中から腹に移動させて卵を抱えるようになります。
その前後でメスは脱皮をするようで、そのときにホルモンを出すことでオスが興奮して水中を踊りまわります。
水質が悪くなって苦しんでいるようにも見えるのでその場合は月齢を確認して、だいたい満月か新月なら抱卵の舞と判断しています。抱卵の舞から後2週間くらい経つと稚エビが生まれています。
時期はヒーターをつけていたら12月〜2月以外はだいたい抱卵する個体を見かけることができます。

稚エビのかくれることろ

卵から帰った瞬間もうエビの形をしています。(フィルターのスポンジで稚エビが生まれるところを観察しました)小型魚の水槽なら食べられる印象がないのでそこまでナーバスになる必要がないと思いますがエビが卵を生むとき隅っこの暗めのところで産卵してそのまま隠れて行くような感じなので隠れるところは必要かと思っています。
私の水槽ではグロッソスティグマの間に隠れているのでウィローモスなどは絶対条件ではありません。

まとめ

一回増えだすとどんどん増えて最初の感動はなくなりますが、コケを食べてくれるミナミヌマエビは重要だと感謝しています。一旦安定するとどんどん繁殖するので、導入と水質の安定に注意すればいいと思います。

ではまた!

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