デジタルPHメーターと同じくTDS&ECメーターを購入しました。
これは水中の不純物の多さで電気の通しやすさを計測する機械です。
この値が大きくなるほど不純物が多いということを表します。
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TDS&ECメーターを買った理由
炭酸カリウム水溶液を自作して添加したとき魚の調子が悪くなったのですが、水質の状況を把握できるものを持っていませんでした。
そこで水質の状況を知るために参考になればいいなと思い買いました。
使い方のイメージとしては日々の伝導度の変化を把握しておき、炭酸カリウム添加分の影響を把握します。
その後添加分が水草に吸収されて減ったら追加するという使い方ができないかと思いました。
実際は水槽全体の調子がまだ良くなっていないため、そのような使い方でうまく行くかは試すことができていません。
TDS&ECメーターの仕様
EC:0-9990μS/cm
TDS:0-9990ppm
測定温度範囲:0−80℃
精度:±2%
TDSは総溶解度固形分というようで、水溶液中の無機物の総量を表し、ECは導電率を表すようです。
単位が異なるので、表しているものは違いそうですが、水の汚れ具合を確認するにはどちらでもいいです。
TDSの値を計測してみた
液体肥料は添加していないのですが、TDSの値がどんなものなのか図ってみました。
水温は26℃です。
水道水:74ppm
水槽水換え直後:185ppm
1週間後の水換え前:253ppm
水がそんなに濁っているわけではないのですが、測ってみたら水道水よりTDSの上昇が大きくショックでした。
とりあえずこれからメネデールを追加していくのでTDSがどうなるか追っていきたいと思います。
使ってみた感想
とりあえず水に入れると値が出るので、PHメーターより使いやす印象があります。
またPHメーターより水に入れた時の値が安定しているので、定期的に計測して水槽の状態を把握すしやすいのではないかという印象があります。
電極を見るとTDSメーターは鉄の棒ですが、PHメーターはガラスです。
私が使っているPHメーターの仕様はどのようなものかは確認できませんでしたが、
一般的にはガラスの中に溶液が入っていてそれを水につけることでガラス面の内外で電位差が生まれPHを計測できるようです。
測定原理も難しい感じがするのでPHメーターの値がなかなか安定しないのもなんとなく納得できます。
肥料などを積極的に添加して水草の状態を良くしていきたいので、TDSメーターを使って施肥の感覚を掴んでいこうと思っています。
ではまた!